どうぶつのわ

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院長が小動物・エキゾチックアニマルのさまざまな症例をご紹介します。

第11回日本獣医内科学アカデミー学術大会に参加しました

2月21、22日に横浜で開催された、

第11回日本獣医内科学アカデミーに院長、村端が参加してきました。

獣医内科学アカデミー http://www.jcvim.org

 

 

 

 

当院からはエキゾチック部門での症例発表を行いました。

 

 

 

 

 

国内の著名なエキゾチック専門の先生方の前での発表は緊張しました。

 

 

貴重な意見をいただき、1つレベルアップできたように感じました。

 

 

 

 

発表後は他の先生の症例報告を聞いたり、

講演を聞いたりと大変充実した2日間でした。

 

 

 

また、学生時代・研修医時代の友達と会うことができて

いい刺激をもらいました。

これも学会の楽しみの1つです。

 

 

 

 

 

獣医療は日進月歩。

勉強をするためには自分で教科書、文献を読んだり、

学会に参加したりと自分から学んでいく姿勢がなければ

浦島太郎になってしまいます。

 

 

 

今回の学会も非常に勉強になりました。

学会期間中、獣医師2人が病院を不在にしてしまい

大変ご迷惑をおかけしました。

学んだことを日々の診療に生かし、飼い主様、大切な家族の一員に

少しでも還元できればと思っています。

 

 

 

 

 

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健康診断キャンペーンのお知らせ

当院にて、冬の健康診断キャンペーンを始めましたのでお知らせします。

冬の健康診断キャンペーン キャンペーン価格

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奇形腫のグリーン・イグアナの1例    熊本 山鹿市

今回はエキゾチックアニマルの症例紹介です。

 

エキゾチックアニマルとはイヌ、ネコ以外の動物のことを言います。

 

 

当院ではエキゾチックアニマルの診察も得意としており、

ホ乳類ではウサギ、フェレット、ハムスターなどの

小型ホ乳類から

鳥類、爬虫類まで幅広く診察しています。

 

 

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脾臓血管肉腫のイヌの1例    熊本 上益城郡

脾臓の血管肉腫は非常に悪性度の高い腫瘍です。

脾臓にできる腫瘍の45〜51%の割合で発生し、

大部分は中高齢に発生します。

 

 

 

好発犬種としてジャーマン・シェパード、

ゴールデン・レトリーバー、

ラブラドール・レトリーバーが

知られています。

 

転移部位として肝臓、大網、心臓などが知られています。

 

 

 

 

検査として、レントゲン検査、超音波検査が用いられます。

しかし、レントゲン検査、超音波検査、開腹時の肉眼所見で

診断をすることはできず、摘出して病理検査に出すことでしか

確定診断することはできません。

 

 

 

 

また術中術後の合併症として不整脈、

DIC(播種性血管内凝固)が起る非常に危険な腫瘍です。

 

 

 

治療法として外科的治療が第1選択となります。

 

 

 

 

 

G・レトリーバー 避妊メス 11歳齢

1週間ほど前から元気食欲がないとのことで

他院を受診されました。

 

 

 

(以降、手術写真などが出てきます。了解いただいたかたのみご覧下さい。)

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炎症性ポリープの悪性転化が疑われる直腸腺癌を粘膜プルスルーにより切除した犬の1例  熊本市 西区

近年、国内のミニチュア・ダックスフントにおいて

炎症性結直腸ポリープが好発することが報告されています。

中高齢の雄のミニチュア・ダックスフントに好発し、

症状として血便、しぶり、軟便、下痢、肛門からの

ポリープの脱出などが見られます。

治療には免疫抑制剤が効果的だと報告されています。

 

 

 

症例

ミニチュア・ダックスフント 雄
11歳齢

 

便に血が混ざっている。との主訴で来院されました。

直腸検査を行い、肛門から数cmのところに腫瘤が

見つかりました。

(このあと、手術中の写真などが出てきます。了解いただいた方のみご覧ください)

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ワンちゃんのかゆみについて

ワンちゃんが体をかゆがる原因として、皮膚に住むダニ、ノミ、細菌、カビ、ホルモン、アレルギーなどが挙げられます。それぞれ原因を見つけ治療する必要がありますが、今回はその中でもアレルギー性皮膚炎についてのお話です。

 

そもそもアレルギー性皮膚炎は、食べ物による食物アレルギーと環境中の物質による環境性アレルギー性皮膚炎の2つに大別されます。

 

食物アレルギーは顔、特に口まわりに出やすく、食事の直後に症状が出る事も数日経ってから出る事もあります。また環境性アレルギー性皮膚炎は、耳まわり・首・おなか・内股など、床や地面と接触しやすいところに出る事が多いのが特徴です。

食物アレルギーは、いつものフードをアレルギー対応の物に変える、おやつを変えるなどの食生活の見直しが必要となります。一方、環境性アレルギー性皮膚炎に対しては、薬の内服や生活環境の改善のほか、病院に1日お預かりして行う薬浴があります。

 

この薬浴について、ご紹介したいと思います。

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乳腺腫瘍のネコの1例   (熊本 中央区)

乳腺腫瘍はネコに発生する腫瘍の中で3番目に起りやすい

腫瘍です。

 

 

 

好発年齢は10〜12歳とされており、

ドメスティック・ショートヘアや

シャム猫が好発種として知られています。

 

 

 

85〜95%が悪性の腫瘍です。

 

 

(以降、手術の写真などが出てきます)

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肥満細胞腫のイヌの1例   (熊本 中央区)

この症例は腫瘍の中でも比較的遭遇することの多い

肥満細胞腫という腫瘍についてです。

 

 

 

症例
避妊メス パグ
高齢(年齢不明)
6.4kg
前胸部腫瘤の急速な増大を主訴に来院されました。

 

 

 

左胸部に拳大の腫瘤ができていました。

腫瘤は境界明瞭で可動性があり、

皮下から発生する腫瘤が疑われました。

(以降、手術の写真などが出てきます。)

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動脈管開存症のイヌの1例  (熊本 東区)

今回は動脈管開存症という心臓の先天奇形の病気に関することです。

 

 

動脈管開存症(PDA)とは胎児期に存在する動脈管という血管が

出生後も閉鎖することなく残ってしまう病気です。

 

 

 

イヌの心血管奇形全体の約30%を占める遺伝的疾患で、

好発犬種は

マルチーズ,ポメラニアン、シェルティー、トイプードル、

ヨークシャテリアとされています

 

(以降は手術の写真が出てきます。ご了解いただけた方のみ見てください)

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症例紹介を始めました。

今回、「どうぶつの話−WA-」というブログを始めることになりました。

 

 

 

 

どうぶつの話-WA-では病院での症例ほか、

いろいろな情報を発信したいと思います。

 

 

 

できるだけわかりやすい表現を使って、

皆様に情報をお伝えしたいと思います。

 

 

 

一部に手術の写真などが出てくるため気分を害される方

もいらっしゃるかもしれません。

了解いただいた方のみ閲覧ください。

 

前肢腫瘤摘出

 

 

 

院長 高田和宏

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